滝谷寺の火渡り2025/6/15
我が家から徒歩1分ほどにある滝谷寺(たきだんじ)。
滝谷寺(たきだんじ)は、福井県三国町にある真言宗智山派の古刹で、1375年(永和元年)に睿憲上人によって開山されました。戦国時代には朝倉氏や柴田勝家、江戸時代には福井藩主・松平家など、歴代の領主たちの祈願所として篤く信仰されてきました。境内には国宝の金銅宝相華文磬をはじめ、重要文化財に指定された本堂や観音堂、山門などが点在しています。また、昭和4年に国の名勝に指定された庭園は、江戸時代前期に作庭されたもので、四季折々の風情を楽しめる美しい日本庭園です。
そして本日、そのお寺で火渡りがありました。
滝谷寺の火渡りは、毎年行われる伝統行事で、正式には「柴灯大護摩供火渡り(さいとうおおごまく ひわたり)」と呼ばれます。
この行事では、参拝者が燃えさかる護摩の火の上を素足で歩くことで、心身の浄化や無病息災、厄除けなどを祈願します。山伏たちが願い事を書いた護摩木を護摩壇に投げ入れ、炎が落ち着いた後に「火の道」が作られ、そこを参拝者が一人ずつ渡っていきます。
今年も参加してきました。ありがとうございました。